デンマークの子供服は、デンマークがデザイン大国と言われるほどあって、
色使いもイラストも、遊び心たっぷりでとってもおしゃれ。
レゴブロックや、雑貨でおなじみのフライングタイガー、アンデルセン童話もこのデンマークで生まれました。
街には、赤や青、黄色などのカラフルな建物が並び、デザインを学ぶための環境も、政府のバックアップにより整備されています。
デンマークは冬の日照時間がとても短いため、冬の夜をいかに楽しく、心地よく過ごすかを大切にしています。
キャンドルの灯り、座り心地のいい椅子、リラックスできる音楽。それらを演出するために、デンマークの人々は常にデザイン的な発想を持って暮らしてきました。
歴史において、社会的困難を「質の高いデザイン」とともに乗り越えたデンマーク。「美しいデザインは、質のよい生活をするのに不可欠」という考えが無意識のうちに人々の中で育まれ、機能的で優れた、お洒落で清潔感あるデザインの中で暮らしています。
そんなデンマークで生まれた子供服です。
「最高の情操教育」
デンマークのオーガニック事情
北欧では「オーガニックである」ことが重要視されています。
『健康こそ最高の贅沢』と考えるデンマークでは、「オーガニックである事は子供服選びの基準」として、シビアな目線で捉えられています。
なぜなら、肌とは、感覚を感じる最もデリケートなもの。
オーガニック製品を身に着けることが最も情操教育になるというのが教育先進国・デンマークの考え方です。
高級ブランド以上に評価される
認証済みのオーガニック製品
本当に「安心で安全な製品なのか」を厳しく確認する世界基準の認証があります。
原料から製品になるまで、全ての工程で「正しくオーガニックである」という認証「GOTS」。
製品の安全性、人を環境にも配慮した生産体制を証明するする「OEKO-TEX」。
まだ日本ではGOTSやOeko-texの認証がついた『世界最高峰のオーガニック認証』のある
ベビー服・子供服は少なく、手に入りにくいのが現状です。
しかし、北欧の教育家の間では、これらの認証を受けた服は高級ブランド以上に定評があり、
その人気は長年にわたり衰えることがありません。
環境問題に
いち早く取り組むデンマーク
デンマークは環境先進国としても知られています。
1970年代のオイルショック以降、資源やエネルギーを大量消費する社会への反省が生まれ、環境に配慮した国づくり、街づくりへとシフトしていきました。
現在も、世界に先駆けて飲料容器に対するデポジット制の導入、廃棄物の削減やリサイクル、再生可能エネルギーの開発などさまざまな取り組みが行われ、
2017年の消費電力は、43%を風力発電でまかなっています。
生産過程などにおける環境保護の観点からも、オーガニックな生産や商品が推奨され、「環境に良いものでないと買わない、使わない」という消費者が増えてきています。